【新学期こそ見直したい】親子で整える「スマホとの付き合い方」6つのヒント

新学期が始まり、子どもたちの生活リズムも少しずつ整ってくるこの時期。

一方で、放課後や夜のスマホ時間が長くなってきて気になる…という保護者の声もよく聞かれます。

「ついつい使いすぎてしまって…」「注意するとケンカになってしまう」

そんなお悩みは、今の時代を生きる多くの家庭が直面しています。

でも、スマホとの付き合い方は、子どもたちにとってこれから必要な“自己管理スキル”。

禁止するのではなく、“上手に使う力”を育てていくことが大切です。

今回は、小中学生のいるご家庭で今すぐ取り入れやすいスマホ習慣の見直しポイントを6つご紹介します。

1.スマホの利用時間を「親子で一緒に」決めよう

「1日90分」「夜は21時まで」など、使う時間の目安をあらかじめ決めておくと、親子でストレスが少なくなります。大切なのは、“命令”ではなく“話し合い”で決めること。穏やかなトーンで話すことで、子どもも自分ごととして受け入れやすくなります。また、ルールを決める前に、親自身のスマホ使用時間も見直してみましょう。「実は、自分の方が使っていた…」というケースもよくあります。

2.「充電場所」はリビングに

夜にスマホを寝室へ持ち込まない習慣は、質の高い睡眠のためにも効果的です。

できれば寝る1時間前にはスマホを手放し、リビングなど決めた場所で充電するようにしましょう。難しい場合は、ベッドの中にスマホを持ち込まず、少し離れた場所に置くだけでも違いが出ます。

3.食事中はスマホなし!家族の会話を大切に

食事中にスマホがテーブルの上にあるだけで、会話の質が下がるという研究結果もあります。

「食事中はスマホは見ない・持ち込まない」ルールをつくるだけで、家族のつながりが自然と深まっていきます。

4.外遊びやお出かけで「デジタルオフ」の時間を

スマホには時間を忘れる仕掛けがたくさんあります。だからこそ、意識的に“スマホから離れる時間”を日常に取り入れましょう。

天気の良い日には、公園で遊んだり、一緒に買い物に行ったりするのもおすすめ。

スマホを手放しても楽しいことがあると、自然とスマホとの距離感も変わってきます。

5.ルールを守れたら、しっかり褒めよう

ルールを守れた時は、「具体的に・成長を認める」褒め方が効果的です。

例:

「自分で時間通りにやめられたね、えらいよ」

「前よりも我慢できるようになったね、成長したね」

「見たい気持ちをコントロールできたなんて、すごいよ」

さらに、「やめられた時、自分ではどう感じた?」と気持ちを聞いてみると、内側からの動機づけにつながります。

6.親子でできる“呼吸の時間”を

スマホとの距離を取るためには、気持ちを落ち着ける時間をつくることも大切です。

そこでおすすめなのが、親子でできる簡単なマインドフルネスの呼吸法です。

・目を閉じてゆっくり深呼吸(鼻から吸って、口から吐く)

・呼吸に合わせて胸やお腹の動きを感じる

・終わったら、今の気持ちや体の感覚を親子でシェアしてみる

たった5分でも、頭と心がスッキリします。夜の習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか。親が先に実践してみせることで、子どもも安心して取り組めるようになりますよ。

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