代表ごあいさつ

目の前にすでにある幸せに目をむける

現代は、情報やテクノロジーにあふれ、不安に駆り立てられやすい時代だと思います。生産性を高め、To Do リストをこなし、裕福になるため稼ぎ、物品を購入しても幸せになるどころか、「もっともっと」と追い求めていくことになります。

この慢性的な渇望感に対応するため、アディクションなどの習慣に走る人も多いでしょう。私もかつてはそうでした。そんな状況への解決策の一つが、マインドフルネスです。

今、この瞬間の、あるがままに目を向けて、味わい、受容していきます。

不安からくる自動操縦から、目の前のささやかな幸せに目をむけ、人生を完全に味わってみませんか?

SNSなどで、他人との比較や、どう見られるか?ばかり気にして、ここにはない何かを追い求めるのではなく、本当の自分を見つけ、すでにある幸せを大切にしていくお手伝いをしたいと思っています。

自己紹介

公認心理師・臨床心理士として、長年、教育現場(大学や公立学校)での相談に乗っていましたが、キャリアの途中から精神保健福祉センターでの依存症支援や、母子生活支援施設でのDV被害者支援にかかわるようになりました。グループでの認知行動療法に関心があり、マインドフルネスの8週間を集団認知行動療法で実践するプログラムに興味を持ちました。自分自身が、子育てと仕事の両立で燃え尽きを体験したこともきっかけとなり、MBSR*1 等を受講し、毎日瞑想を実践するようになると、集中力や、決断力がアップし活発になりました。すっかりマインドフルネスにハマって、MBRP*2 やMSC*3 の講師養成講座等に参加し、現在様々な方に教えています。この素晴らしい可能性を持つパワフルなマインドフルネスを多くの皆さんにお伝えしたいと思っております。

マインドフルネス心理臨床センター
代表 小林 亜希子

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*1 MBSR マインドフルネスストレス低減法
*2 MBRP 依存行動に対するマインドフルネス
*3 MSC マインドフル・セルフ・コンパッション