MBSR(マインドフルネスストレス低減法)
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)とは?
- マインドフルネスと認知行動療法を組み合わせたプログラムです
- 2.5時間×8週間のプログラムです
- 科学的な根拠が証明されています(不安、ストレス、慢性疼痛)
- マサチューセッツ大学医学部において、ジョン・カバット・ジンにより1979年に開発されました
- 事前にマインドフルネスを体験している必要はありません
- (注意)・現在通院中の方は、主治医の許可が必要です。
- コース受講中、1日45分の瞑想の自主練習が必要です
MBSRプログラムの効果
MBSRプログラムに参加することで、ストレスや不安を軽減するだけでなく、以下のようなメリットが得られる可能性が高いです。
- 自己認識の深まり:MBSRプログラムを受講することで、自己認識を深めることができます。マインドフルネス瞑想を行うことで、内面に向き合い、自分自身を客観的に観察することができます。自己認識の深化により、自分自身や他者との関係が改善することが期待できます。
- ストレス軽減:MBSRプログラムは、ストレスや不安を軽減する効果があります。マインドフルネス瞑想を取り入れることで、自己認識を高め、ストレスや不安に対する対処能力を高めることができます。
- 心身の健康促進:MBSRプログラムは、身体的な症状を緩和する効果があります。例えば、高血圧、不眠症、疼痛、消化器症状などの症状が改善されることが報告されています。また、ストレスによって引き起こされる免疫系の異常も改善され、免疫力を高める効果があるとされています。
- 集中力の向上:MBSRプログラムは、集中力や注意力を向上させる効果があります。マインドフルネス瞑想を行うことで、思考にとらわれないことで集中力を高めることができます。また、瞑想を行うことで、脳の機能が改善され、学習能力や創造性が向上することが期待されています。
- コミュニケーションスキルの向上:MBSRプログラムは、コミュニケーションスキルを向上させる効果があります。他者に対する思いやりや共感を高め、自己認識を深めることで、より良いコミュニケーションができるようになります。
- 自己成長の促進:MBSRプログラムは、自己成長を促進する効果があります。自分自身を受け入れ、自己肯定感を高めることで、自己成長を促進することができます。
- 適応力の向上:MBSRプログラムは、ストレスや不安に対する適応力を向上させる効果があります。マインドフルネス瞑想を取り入れることで、ストレスや不安に対する対処能力を高め、適応力を向上させることができます。
MBSRプログラムは、ストレスや不安を抱える人々に広く受け入れられているプログラムです。現代社会においては、ストレスや不安を抱える人が増えていることから、MBSRプログラムの需要も増えてきています。MBSRプログラムを受講することで、ストレスや不安を軽減するだけでなく、自己認識の深化や心身の健康促進、集中力やコミュニケーションスキルの向上、自己成長の促進、適応力の向上など、様々なメリットを得ることができます。
MBSR プログラムの内容
プログラムの内容は下記の表の通りです。各回で、瞑想と、いくつかのエクササイズを実践し、分かち合いを行います。マインドフルネスの実践によりストレスや痛みとの新たな関係を構築していきます。
プログラム
セッション1 マインドフルネスとは
セッション2 周囲や自分自身への気づき
セッション3 身体への気づき
セッション4 ストレスとは何か
セッション5 ストレスとの関わり
セッション6 マインドフル・コミュニケーション
セッション2 周囲や自分自身への気づき
セッション3 身体への気づき
セッション4 ストレスとは何か
セッション5 ストレスとの関わり
セッション6 マインドフル・コミュニケーション
リトリート
セッション7 自分をいたわる
セッション8 まとめと今後に向けて
マインドフルネス心理臨床センターのプログラム開催日程
直近の開催日程は開催スケジュールをご覧ください。
MBSRの講師紹介
小林(山口)亜希子
公認心理師・臨床心理士・MBRP講師・MSC講師(trained teacher)