スタッフ紹介

理事・顧問

理事 大宮 宗一郎(Soichiro Omiya)

臨床心理士・公認心理師・MSC講師(trained teacher)

上越教育大学 講師

経歴2013年千葉大学大学院医学薬学府環境健康科学修了。千葉大学社会精神保健教育研究センター特任研究員、筑波大学医学医療系社会精神保健学研究員を経て現職。国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部の客員研究員も務めている。専門は、依存症臨床と学校臨床。
2018年 Mindful Self-Compassion 5 day Intensive (Sedona, AZ, USA)修了
2019年 Mindful Self-Compassion Teacher Training (Joshua Treee, CA, USA)修了
2021年 MSC Trained Teacher
主な業績大宮宗一郎・富田拓郎 (2021). セルフ・コンパッションとは何か?: 展望と課題. 心理学評論, 64(3), 388-402.
富田拓郎 (監訳)・大宮宗一郎ら (訳) (2019) マインドフル・セルフ・コンパッションワークブック-自分を受け入れ、しなやかに生きるためのガイド- (クリスティン・ネフ&クリストファー・ガーマー[著]), 星和書店
メッセージ私たちは「人に優しく、自分に厳しく」と教えられてきましたが、自分に優しく接することは、本当によくないことなのでしょうか? 実は、そんなことはありません。私たちが困りごとを抱えた友だちに優しく接するように、自分に対して思いやりをもって接することは、本質的には何も変わりません。
興味をもっている、そこのあなた!自分に対する思いやり(セルフ・コンパッション)について、一緒に学んでみませんか?

理事 伊藤義徳(Yoshinori Ito)

臨床心理士・公認心理師

人間環境大学 総合心理学部教授

経歴1998年 早稲田大学人間科学部卒 早稲田大学大学院人間科学研究科健康科学専攻修士課程修了 同 博士後期課程満期退学 2003年 早稲田大学人間科学部助手 2004年 琉球大学教育学部講師 准教授 琉球大学人文社会学部教授を経て,2022年4月より人間環境大学総合心理学部教授
2013年より現在まで 日本マインドフルネス学会理事
2014年~2022年 沖縄少年院/沖縄女子学園マインドフルネス指導者
2018年 Oxford mindfulness Centre Module 4-Teaching MBCT in Groups 修了
2021年 日本認知・行動療法学会 認知行動療法スーパーバイザー
2022年 松山道後マインドフルネス瞑想会主宰
 
主な業績仲嶺実甫子・伊藤義徳・甲田宗良・佐藤寛 2022 コンパッションに基づく心理学的介入プログラムの効果の検討 マインドフルネス研究 7(1), 56-69.
伊藤義徳 2022 臨床的観点から見たマインドフルネスとコンパッション 精神療法 48(5),7-11.
伊藤義徳・杉浦義典・佐藤 德 2021 マインドフルネス再考(1)(2) 心理学評論 64(3)(4)(特集号責任編集委員)
伊藤義徳 2019 瞑想に頼らないマインドフルネス・トレーニング (貝谷久宣・長谷川洋介 マインドフルネスを極める:東京マインドフルネスセンターワークショップ集② サンガ)
メッセージマインドフルネスを学び初めて20年以上が経ちました。だいぶ長くなりますが,まだまだ興味は尽きません。その時々によって私のマインドフルネス理解は変化しますが,今思うのは,マインドフルネスとは,「私のままで在り,私を理解し,私に学ぶ方法」だということです。その恩恵に預かるためには,正しいマインドフルネスについての理解が必要だとも思います。それが必要な方に,少しでもマインドフルネスを正しく理解するお手伝いが出来れば幸いです。

顧問 ハース のり子(Noriko Harth)

MBSR認定講師・MSC認定講師

UC San Diego マインドフルネスセンター マネージング・ディレクター MBSR講師認定プログラム・日本語メンター

経歴1989年 米国マサチューセッツ州Curry College卒。
1994年~2004年 ボストンの日系誌出版社勤務。2004年テクニカルマニュアル編集・出版・プロジェクトマネージメント。
2011年~2013年 カリフォルニア大学サンディエゴ校Nursing Education Dept.プロジェクト・マネージャーとして勤務。
2013年秋よりマインドフルネス・センターにて勤務
2013年1月~3月 8週間Mindfulness-Based Stress Reduction (San Diego, CA) 修了
2013年5月 5日間Mindful Self-Compassion Intensive (Petaluma, CA)修了
2013年11月 6日間MBSR Teacher Training Intensive (Batavia, NY) 修了
2014年6月 6日間MSC Teacher Training Intensive (Petaluma, CA)修了
2017年 MBSR認定講師
2018年 MSC認定講師
メッセージ友人が困っている時に優しく声をかけることと同じように、自分が辛い時にも、同じような思いを向けることができたら、どんなに楽な思いがするでしょうか。そして自分に余裕があると、周りの人への気配りも、より楽に感じるでしょう。
「人」への思いやりの第一歩はセルフケアから始まります。まずはセルフケアのために、マインドフルネスとコンパッションの学びをはじめてはいかがですか。

顧問 若杉 忠弘(Tadahiro Wakasugi)

MSC講師(trained teacher)

社会人向けビジネススクール教員、株式会社プロレドパートナーズ社外取締役、一般社団法人日本ポジティブ心理学協会理事、一般社団法人人生100年生き方塾理事

経歴社会人ビジネススクールにて、グローバルリーダーの育成に従事。組織におけるコンパッションやウェルビーイングの研究を行う。以前は、戦略コンサルティングファームにて、全社戦略、事業戦略等の立案・実行支援を通して国内外のクライアント企業をサポートした。
一橋大学博士(経営学)、ロンドン・ビジネス・スクール経営学修士、東京大学大学院工学修士、東京大学工学部卒業。米国マインドフル・セルフ・コンパッション・センターのTrained MSC講師。
メッセージ現在、コンパッションやセルフ・コンパッションの研究、実践、普及に取り組んでいます。コンパッションの重要な要素がマインドフルネスです。マインドフルネスとコンパッションの両方を健全に育み、幸せに活躍できる道を歩んでいきましょう。

顧問 猿渡 由実子(Yumiko Saruwatari)

NPO法人ETIC.シニアコーディネーター

経歴2010年10月よりETIC.に参画し、社会課題の解決に取り組むリーダー(社会起業家)の支援に取り組む。その後、行政・企業・民間など多様なセクターの連携を促進しながら、持続可能な地域に向けて新たな経済を生みだしていく『ローカルベンチャー協議会』に参画し、各地域における中間支援組織の立ち上げ支援や、産業支援等に従事。

顧問 小林 桜児(Ohji Kobayashi)

精神保健指定医、精神科専門医

神奈川県立精神医療センター副院長

経歴1993年慶應大文学部哲学科卒。2000年信州大医学部卒。横NTT東日本伊豆病院リハビリテーション精神科勤務。2004年から神奈川県立せりがや病院に勤務し、依存症臨床業務のかたわら2006年には覚せい剤依存症患者に対する外来グループ療法(SMARPP)の開発に従事。神奈川県立芹香病院、国立精神・神経医療研究センター病院精神科を経て、2013年4月より神奈川県立せりがや病院に戻り、2021年4月より副院長。横浜市立大学医学部精神医学教室非常勤講師。
主な業績人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション 日本評論社
共訳 愛着障害としてのアディクション 日本評論社
メッセージマインドフルネスは、自分で自分を落ち着けることのできる貴重な手段の一つです。アディクションやトラウマのある方の一つの可能性として、身につけておいて、損はないと思います。

顧問 郷百合野(Yurino Goh)

公認心理師・臨床心理士

上智大学 学生局ウェルネスセンター カウンセリングサービス 

経歴2002年臨床心理士登録、2018年公認心理師登録。総合病院精神科で勤務ののち、学生相談に従事しています。
趣味:ピアノ、手仕事全般。分解できて組み立てられることはたいてい好きです。
メッセージマインドフルネスやセルフコンパッションに出会うと、自分自身と付き合いやすくなります。付き合いやすくなった自分は、これまでの自分よりもいとおしくなり、今までよりずっと自然に、いろんなことができるようになります。ぜひ一度触れてみませんか?

マインドフルネス心理臨床センター スタッフ

代表 小林(山口)亜希子(Akiko Kobayashi)

公認心理師・臨床心理士・MBRP講師・MSC講師(trained teacher)

経歴慶應義塾大学社会学研究科社会学専攻(臨床心理学)修士課程修了
横浜市立大学、関東学院大学、上智大学等で学生相談・神奈川県・東京都のスクールカウンセラー事業に従事。また、母子生活支援施設、東京都立多摩総合精神保健福祉センターでDV被害者支援や依存症支援に従事し、個別支援(カウンセリング)と、認知行動療法に基づく集団療法を行う。
2019MBRP講師養成トレーニング終了(アメリカ・シアトル)
2019マインドフルネス心理臨床センター開設
2022MSC講師養成トレーニング終了 (Trained Teacher)
主な業績・共著『やめられない!を手放すマインドフルネス・ノート』日本評論社 2022
・小林亜希子 ,石黒 香苗 ,高橋 郁絵 他:マインドフルネスに基づくアディクションの再発予防プログラム (MBRP) 〜依存症回復施設利用者を対象とした予備的実践報告〜 日本アルコール関連問題学会雑誌 第 22 巻第 1 号 2020
・小林亜希子 二次受傷のセルフケア:援助者のためのマインドフルネス 特集トラウマ/サバイバル 臨床心理学 124 第21巻第4号 2021
メッセージマインドフルネスは、落ち着いて、人生をよりていねいに生きるための術です。私自身は、マインドフルネスを習得する過程では、困難も多々ありましたが、人生ががらっと変わりました。マインドフルネスで気づき、セルフ・コンパッションで自分に優しさを向けることでより豊かで幸福な人生を送ることができます。
個人差はありますが、筆者の体験では、集中力が上がり、色々なことに落ち着いて気づくようになり、生産性があがりました。また、小さなことで幸せを感じられるようになったり、感謝ができるようになり、感情的に揺さぶられにくくなったように思っています。もちろん人生につきもののアップダウンがなくなるわけではありませんが、前より落ち着いて対応できるようになったように思います。
ご一緒に体験してみませんか?

菊地 創(Sou Kikuchi)

公認心理師・臨床心理士

スタッフ 研究員
松蔭大学コミュニケーション文化学部 講師

経歴2021年中央大学文学研究科心理学専攻博士後期課程終了、博士(心理学)。医療法人梨香会秋元病院に勤務し、依存症臨床業務に従事。八王子児童相談所、大田区保健所、中央大学兼任講師などを経て、2022年4月より現職。国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センターおよび中央大学人文科学研究所の客員研究員も務めている。
主な業績菊地 創・高橋りや・富田拓郎(2020).日本の大学生におけるカフェイン摂取と心身への影響に関する知識および物質使用関連パーソナリティ傾向との関連.日本アルコール・薬物医学会雑誌,55(2),69-82.
菊地 創・小林亜希子・石黒香苗 他(in press).COVID-19影響下におけるオンラインMBRP(Mindfulness-Based Relapse Prevention for addictive behaviors)実施の試み.日本アルコール関連問題学会雑誌
メッセージ忙しく、ストレスも多い現代社会では、ついつい過去の失敗や未来の不安について考えてしまう「心ここにあらず」な時間が多くなりがちです。マインドフルネスはそうした「心ここにあらず」な状態から抜け出し、「今この瞬間」に注意を向けることを助けてくれます。セルフケアのための選択肢の1つとして一緒にマインドフルネスに取り組んでみませんか?

竹内 広恵(Hiroe Takeuchi)

MSC講師 (Trained Teacher)

経歴大阪大学法学部卒業、 Vrije Universiteit Amsterdam, Masters of Law修了。
総合商社、銀行を経て、2020年夏MSC講座受講。2022年6月講師養成トレーニング修了。
アドラー心理学とともに、セルフ・コンパッションを子育てに応用しようと日々トライ中。
メッセージセルフ・コンパッションは、オランダ生活、仕事、子育てに行き詰っていた私に、優しさと勇気をくれ、自分らしく生きる第一歩を踏み出す活力をくれました。酸いも甘いもある人生を思いっきり生きる冒険、一緒に始めてみませんか。

小澤 えりか(Erika Ozawa)

公認心理師・臨床心理士

スタッフ 事務

経歴2016年臨床心理士登録、2019年公認心理師登録。保健福祉センター子育て課、小学校の巡回指導員、学生相談室、精神科・心療内科クリニックなどでの勤務を経て、現在は子育て奮闘中です。
メッセージマインドフルネスの「今、ここ」への気づきと、セルフ・コンパッションの自分自身への思いやりにより、仕事やプライベートなどストレスのかかる状況でも、落ち着いて前向きな気持ちを持ち続けたり、自己批判ではなく自身への励ましによってやる気を高める方法を学ぶことができます。「今、ここ」への気づきと自分自身を思いやるレッスンを一緒にはじめてみませんか。

*MSC Mindful Self Compassion(マインドフル・セルフ・コンパッション)
*MBSR Mindfulness Based Stress Reduction(マインドフルネスストレス低減法)
*MBRP Mindfulness Based Relapse Prevention(嗜癖行動のためのマインドフルネス再発予防プログラム)