よくあるご質問

Q. マインドフルネスとセルフ・コンパッションはどう違うのですか?

マインドフルネスとは、気づくことです。セルフ・コンパッションとは、自分に思いやりを向けることです。両者は深く結びついており、マインドフルネスとセルフ・コンパッションの両翼が揃うことで、飛び立てると言われています。
マインドフルネスのプログラムは、マインドフルネスがメインになりますが、セルフ・コンパッションに含まれる慈悲の瞑想なども入っている場合もあります(MBRPなど)。
セルフ・コンパッションのプログラム、マインドフル・セルフ・コンパッション・プログラムでは、マインドフルネスも第二回目で実践しますが、ほとんどの内容はセルフ・コンパッションに関するものになります。

Q. 瞑想やマインドフルネスの体験がなくても大丈夫ですか?

8週の講座(MBRP、MSC)や、6週の講座(ベーシック講座、MSC短期講座)などでは、特にマインドフルネスやセルフ・コンパッションの体験がない方でも参加いただける構成になっております。単発の講座などで、経験者対象のものがありますが、そういう講座はそう明記してありますので、講座の内容をご確認の上お申し込みくださいませ。

Q. 体が硬いのですが、ヨガについていけるでしょうか?

よくある質問ですが、体が硬くてもまったく問題ありませんので安心してご参加くださいませ。ヨガは、自分の体を動かしながら、体に気づきをむけるマインドフルネスです。そのため、他の誰かと比べる必要はいっさいなく、比べるとしたら昨日の自分と比べてみます。自分のペースで、無理なく、怪我なく実践していただければと思います。オンラインでの講座が多いので、人目が気になる場合は、ヨガの最中画面をオフにしたりすることも可能です。

Q. (援助職の方)臨床に役立てたいのですが、すぐ使えますか?

すぐには使えません。まず、ご自分がマインドフルネスをしっかり体験して、実践できるようになることが先決です。それから、どのように教えるか?を学んでいきます。今日習って、明日から教えられるという類のものでは、ありません。まずは、半年から1年マインドフルネスや、セルフ・コンパッションの実践を続けてみてください。主なマインドフルネスの講師養成講座においても、1年以上の瞑想体験があることが前提となっていることが多いようです。援助職が対象のベーシック講座は、受講者を対象に、臨床応用に関する補足講座も開催しています。