“つい食べる・ついスマホ”——「またやってしまった…」を終わらせた私の8週間 MBRP8週間コース参加レポート
正直、ここまで変わるとは思っていませんでした
お腹はいっぱいなはずなのに、ついチョコレート菓子に手が伸びる。
子どもを寝かしつけたあと、「ちょっとだけ」と思って開いたスマホを、気づけば深夜まで見続けている。(“ちょっとだけ”のスマホが一番危ないんですよね…)
どちらも、やめたいとは思っているのにやめられない。そしてそのあとに、じわっと残る後悔や自責感。「またやってしまった…」を、何度も繰り返していました。
このままではよくない気がする、手放したい…そんな自分を変えたくて、MBRP8週間コースに参加しました。
「自動操縦」で動いていた私
コースに参加して最初に気づいたのは、自分の行動の多くが“自動操縦”だったということでした。気づいたら食べている。気づいたらスマホを開いている。そこには「選んでいる感覚」はほとんどなく、ただ流れのままに動いていました。
偽りの避難所にいた、という衝撃
特に印象的だったのが、「偽りの避難所」という考え方です。
間食やスマホの時間は、一見すると「ほっとする時間」や「自分へのご褒美」のように感じていました。でも実際には、本当に満たしたかったものは、まったく満たされていませんでした。むしろ
・なんとなくエネルギーを消耗する
・美味しく食べた気がしない
・罪悪感が残る
そしてまたストレスがたまり、同じ行動に戻る——
そんな“ループ”の中にいたことに気づいたときは、少し衝撃でした。
育児の中で見失っていた「自分の感覚」
振り返ると、育児の中で自分の時間はほとんどなく、常に「やらなければいけないこと」に追われていました。子どものこと、家のこと、仕事のこと…
その中で、「自分は今どうしたいのか」「何を感じているのか」「自分に今必要なことは本当は何なのか」を感じる余裕がなかったのだと思います。
だからこそ、間食やスマホという形で、なんとか“自分の時間”を取ろうとしていた。でもそれは、本当に欲しかった休息や満足感とは少し違っていました。
「間」があるだけで、こんなに変わる
MBRPでは、さまざまな瞑想やSOBER呼吸法、衝動サーフィンを実践しました。正直、受ける前は、座学で知識を得る感じが多いのかな、となんとなくイメージしていたのですが、とにかく、ガイドがありさまざまな瞑想を体験、シェア、宿題で実践、の流れだったことも衝撃でした。
その中で私にとって一番大きかったのは、衝動と行動のあいだに「間」をつくることでした。
何かしたくなったときに、ほんの数秒立ち止まる。呼吸に意識を向けて、自分の状態を観察する。それだけで、
- 今、疲れてる?
- 本当にこれ食べたい?
- 他にできることはある?
と、自分に問いかける余白が生まれました。この「間」があることで、動を“選べる”感覚が少しずつ育っていきました。
一人じゃないから、続けられた
そしてもう一つ大きかったのは、仲間の存在です。日常の中で立ち止まろうとするとき、私は、コースで一緒に取り組んだ参加者の方々の顔がふと浮かぶことがありました。それが、
「もう少しだけ待ってみよう」と思える支えになっていました。
“一人で頑張らなくていい” “一緒に取り組んでいる仲間がいる”という感覚は、想像以上に大きかったです。
行動だけでなく、「自分との関係」が変わった
8週間を終えて感じている変化は、思っていた以上に大きいものでした。
・チョコレート菓子の間食が減った
・夜のスマホのだらだら時間が減った
・イライラが減った
・生理前の感情の波がやわらいだ
でも、それ以上に大きいのは——「自分を責めることが、ほとんどなくなった」ことです。
もし食べても、もしスマホを見ても、それは“無意識にやってしまった”のではなく、「自分で選んだ」という感覚がある。
それだけで、あの重たい自責感はほとんどなくなりました。むしろ、気分転換として区切りをつけて、次の行動に移りやすくなったと感じています。
「こうしなきゃ」から少し自由になる
以前の私は、「ちゃんとしなきゃ」「こうあるべき」という思考に強く縛られていました。でも今は、イライラしたときでも少し間をおくことで、その思考に飲み込まれすぎずにすむようになりました。
たとえ感情的になってしまっても、途中で戻ってこれる、立て直せる。この感覚は、日常をとても楽にしてくれています。
おわりに
この8週間は、何かを無理に「やめる」ための時間ではなく、「自分が本当は何を求めているのか」に気づき、それに対してどう応答するかを学ぶ時間でした。
完璧にできなくてもいい。少し意識を向けるだけで、変化は起こる。
もし今、「やめたいのにやめられない」と感じていることがあるなら、このプログラムはひとつの大きなヒントになるかもしれません。
他の参加者の声もぜひご覧ください
私以外の参加者の方の体験も、とても参考になります。
「やめなきゃ」と思い詰めていた状態から、少しずつ変化していくプロセスや、それぞれの気づきがとてもリアルに語られています。ぜひ、あわせてご覧ください。
・MBRP参加者の声
「やめなきゃ」と思い詰めていた私が、少しずつ自分に戻れた場所(対人援助職女性)
・広報・臼井さんによる参加レポート
ご案内
もしこの記事を読んで、「自分にも当てはまるかも」「少し気になる」と感じた方へ。
MBRPプログラムについて知っていただける無料説明会と、実際に取り組む8週間コースを開催予定です。
無理に何かを変えようとしなくても、まずは「知ること」「体験してみること」からでも十分だと感じています。
ご関心のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。
【無料説明会】2026年4月21日(火)20:00~21:00開催
https://mbrpfree20260421.peatix.com/view
【MBRP8週間コース】2026年5月19日(火)20:00~22:00より8週開始
https://mbrp20260519.peatix.com/view

臨床心理士・公認心理師。保健福祉センター子育て課、小学校の巡回指導員、学生相談室、精神科・心療内科クリニックなどでの勤務を経て、現在は日々、子育てに奮闘しながらマインドフルネスを実践中。