MBRP講師養成講座2024受講者の声のご紹介

2024年の9月-11月に開催されたMBRP(やめられない!を手放すマインドフルネス)講師養成講座に参加してくださった方たちの感想をシェアします。2024年講師養成講座の受講者は20名でした。

2024年MBRP講師養成講座は、オンライン10回、対面2日で開催されました。MBRP8週間をまずは自分たちが教えることも意識しながら体験し、その後の終日4日間で、すべてのプログラム内容について理解し教え合うトレーニングを行いました。皆さん、熱心で、まるで部活のような熱い雰囲気でした。

最終日に皆さんで記念撮影。

リアル会場は、桜木町のBUKATSUDOで行いました。

受講者の声

参加したのは、様々な支援職につく皆様。公認心理師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、産業医、精神科医、養護教諭など、医療、福祉、産業、開業といった領域でご活躍の皆様が参加されました。

参加者の感想:Mさん女性 看護師

•MBRP講座では、自分自身の「やめられない習慣」をテーマに受講者としての体験を深める貴重な機会となりました。課題に不安を感じる場面もありましたが、全国から集まった仲間や温かな講師陣のおかげで安心してマインドフルに学べました。講座後、実践を積み重ねる勇気が必要でしたが、現在はできる範囲で取り組んでいます。卒業後も仲間と繋がり、経過報告や相談ができるアフターフォローがあり、「一人ではない」と心強く感じています。毎回録画セッションがあるので、復習するのに助かりました。

参加者の感想:Mさん男性 公認心理師

•前半は、回を重ねる中で自分と似たパターンの人に出会ってホッとして嬉しくなったり、参加者からの共感に自分の痛みを受け入れたりと、つながりを感じながら学びました。

•後半の対面の4日間は実戦的で、自分がこれから学ぶこと経験すること身につけることが多いことを知りました。でもそれをプレッシャーとして感じるのではなく希望のようなモチベーションとして感じられました。きっとそれは、一緒に学ぶ仲間達だけでなく講師陣も、同じ経験をしていることを知れたからだと思います。とても温かい講座でした。

参加者の感想:Tさん女性 公認心理師

•私は25年以上、食欲が抑えられない自分を「意志が弱い」と責め続け、罪悪感や敗北感を抱えてきました。MBRP(マインドフルネス認知行動療法)を学んだことで、「衝動を止められること」「食べるか食べないかを選択できること」、そして食べ過ぎても再発のループに陥らないことを体験しました。過去の自分のように苦しむ人にもこの恩恵を届けたいと強く感じ、最終日のトレーニングでは涙が溢れました。マインドフルネスの恩恵をこれから伝えていきます。

アフターフォローとしてのグループ・スーパービジョン 

講座終了後も、月1回グループ・スーパービジョンを開催しており、任意で参加することができます。皆さんが所属する臨床現場で、MBRPを開催されはじめている方もいらっしゃいますし、個人臨床の場面でMBRPのエッセンスを取り入れて活動されている方もいらっしゃいます。

学んだことをそこで終わらせる、実際に現場で使えるようになることを意識して、グループ・スーパービジョンをしております。皆様、実際に現場で活用できるようになってきています。

病院のデイケアプログラムでの実践、個人臨床での実践、開業してオンラインMBRPを提供するなど、それぞれのフィールドで活躍できています。

今年の開催について

今年のMBRP講師養成講座の無料説明会ならびに申込みについてはこのページをご覧くださいませ。次回は4/18に開催します。依存症やトラウマなど、一般的にマインドフルネスを実践するのが難しいと言われる人たちに対してもマインドフルネスを教える技術や体験をともに学習していきます。

申し込みpeatixページはこちら