【開催報告】米国の専門家によるマインドフルネス&セルフコンパッションワークショップ

マインドフルネス&セルフコンパッションワークショップを開催しました

2019.10.31. かながわ県民サポートセンターにて

アメリカより来日されたハースのりこ先生(UCSDマインドフルネスセンター)によるセルフコンパッション&マインドフルネスワークショップを開催いたしましたので報告します。

先生は、マインドフルネス本場のアメリカで取得した、マインドフルネスストレス低減法(MBSR)、マインドフル ・セルフ・コンパッション(MSC)の認定講師のライセンスをお持ちです。

体験を重視する

 

臨床心理士らを中心に、20名を超える参加者が集まりました。

最初の自己紹介では、「読書などからマインドフルネスを知識としては、知っているのが体験したことがないので参加した」「クライアントにも教えてみたいが、まずは自分がマインドフルネスを実践できないと!」等の意欲的な参加動機が聞かれました。

そうなんですよね。かなりマインドフルネスについては、書籍や翻訳本などが揃っているので知識としてはある。ただ、実際にマインドフルネスって、セルフコンパッションってどういうことだろう?というニーズがありました。

マインドフルネスのワークでは、ボディスキャンや、呼吸瞑想&分かち合いが行われました。 黙って、自分の体や呼吸について意識を向けるのですがその後の分かち合いではみなさん白熱しながら感想を分かち合っていらっしゃいました。

セルフコンパッションとは、「優しさ」「マインドフルネス」「共通の人間性」によって構成されている、自分に対して思いやりの気持ちを向けることです。

他人に向ける優しさに比べて、多くの人は自分に対して厳しくする傾向がわかるエクササイズなどを通じて、自分にいたわりの気持ちを向けるエクササイズを多数行いました。

ワークショップの風景

写真にあるように、ヨガマットや椅子に座って皆さん体験しています。

参加者の感想

 

ワークショップ後のアンケートではこのような感想が寄せられました。

自分にもっと優しくしてもいいのでは?と身体が訴えていることに気づきました。心も身体もゆるんだ気がします

 

自分自身が愛おしく感じました。慈しみを感じた。

 

直近のストレスを感じる出来事に対して、なんとかやれそうな気がしてきた。自分自身で自分を癒す力が案外あるのかもしれない。

 

自分はコンパッションをしても、まだ何も感じないということに気づいた。

 

専門家としての辛さがあることに気づいた。それに対して優しくできた。自分に優しくするということは頭ではわかっていたけれど、先生のガイドによって体験として少しできるようになった。また是非、ワークショップを体験したい。5日間の連続コースや、8週間のコースを受けてみたい。

 

先生の優しい教示に心があたたくなりました。また日本にいらした時には是非教えていただきたいです。

 

本やCDなどで行うのと、先生がナマに行ってくださって行う実体験は大きく違いました。

 

まとめ

 

最後に、写真撮影可だった皆さまと記念撮影を行いました。

参加者の皆様と記念撮影

最下段右から三人目がハースのりこ先生です。みなさん素敵な笑顔でした。

マインドフルネスや、セルフコンパッションで自分の芯の部分に触れていたわると、心からの笑顔やリフレッシュ感を感じることも多いのです。

参加者の皆さん、ハースのりこ先生、どうもありがとうございました。

今後もこういったワークショップや、連続シリーズを企画していきますのでよろしくお願い致します。

ハースのりこ先生のウェブサイトはこちら

今後開催予定のワークショップは、援助職対象のヨガ&マインドフルネスはこちら

一般対象の、マインドフルネス入門はこちら

いずれも残席があと数名になっております。