【終了】動機づけ面接を身につけようII 〜聞き返しの瞬発力を高めよう〜アディクション臨床オンライン研修会#9〜

 

アディクション臨床オンライン研修会#9

オンライン研修会:依存症臨床の基本スキル

動機づけ面接を身につけよう2〜聞き返しの瞬発力を高めよう〜

*MI講座がはじめての方もご参加いただけます

2021.2.9(火曜日)  20:00~21:30 開催

講座について

臨床現場で、明らかに心身に有害であるにもかかわらず問題行動をやめられないクライエントの 対応に困っていませんか? 例えば、過食、万引き、大切にされない相手との交際、アルコ ール乱用など。

動機づけ面接は、人が自ら行動を変えるための動機を、その人の中から引き出し強めるカウンセ リングの方法です。アルコール依存症の領域から始まり、近年ではメンタルヘルスの問題だけで はなく、慢性疾患、肥満や生活習慣、栄養指導など様々な領域で用いられています。

OARSとは、動機づけ面接で用いる具体的な話し方の基本です。このOARSは,開かれた質問(Open Ended Question),是認(Affirm),聞き返し(Reflective Listening),要約する(Summarize)の英語の頭文字をつなげたものです。

OARSに関するロールプレイ(今回は特に聞き返し)を、ブレイクアウトルームなどを用いて実践していただく予定でいます。明日から臨床現場で使える動機づけ面接スキル を習得していただこうと考えています。

とてもわかりやすく、噛み砕いて説明してくださる高橋先生のMI講座。皆さんで学んで、臨床に明日から使いましょう!

参考図書:動機づけ面接(第3版) 上下 星和書店 事前に読んでいただいていると理解がさらに深まりますが、必須ではありません。

講師プロフィール◆高橋郁絵さん 東京都立多摩総合精神保健福祉センターなどで東京都心理職として、依存症者への支援(個別 支援、家族支援、SMARP などの集団療法)に長年携わる。その後、原宿カウンセリングセンター にて、依存症や DV 被害・加害者支援などの対応が難しいクライアントの支援に携わっている。◆講師の最近の業績 ・「動機づけ面接ーアディクション領域における歴史と意義を中心にー」実践アディクションアプロー チ 信田さよ子編著 2019 金剛出版 ・Be!73 号 家族が使える かんたん動機づけ面接 共著 2018前回の高橋先生のMI講座 参加者の声◎今回動機づけ面接の知識があまりないままに参加しましたが、ご説明が分かりやすかったです。アディクション臨床は現在行っていないですが、それ以外の臨床でも使えると思いました。また参加したいと思います◎書籍では、開かれた質問と聞き返しの違いがよく分からなかったのですが、今回の講座で分かりました◎カウンセラーとして聴くこと、話すことの原点であり本質に触れることができ、カウンセリングの仕事の重要さ、社会的意義を改めて感じ、自分の仕事に誇りと責任感をさらに強く持てるようになった◎傾聴の力を再認識させられました◎(デモの)面接中チェンジトークと維持トークを意識するようになったこと

◎いままで参加したMIのオンライン研修で一番わかりやすいと感じた