看護師の方へMBRPをおすすめする3つの理由〜ケアする人が、自分自身をケアするということ〜
精神科病棟、外来、訪問看護、一般科、地域支援――。看護師は日々、多くの人の苦しみや不安に触れながら働いています。患者さんのために力になりたいと思う一方で、
- 忙しさの中で気持ちに余裕がなくなる
- 「もっと何かできたのでは」と自分を責める
- 患者さんとの関わりに難しさを感じる
- 燃え尽きのような感覚を抱く
そんな経験をしたことのある方も少なくないのではないでしょうか。
MBRPとは?
MBRP(Mindfulness-Based Relapse Prevention:マインドフルネスに基づく再発予防プログラム)は、もともと依存症や再発予防のために開発されたプログラムです。
現在では依存症領域に限らず、「衝動的な反応に気づくこと」「自動的なパターンから距離をとること」を支援するアプローチとして、さまざまな対人支援の現場で活用されています。
看護師にとってのMBRPの価値
1. 自分自身のストレスケアになる
看護の現場では、患者さんの苦痛や不安に日々向き合います。MBRPでは、自分の身体感覚や感情に気づく練習を重ねます。その結果、「疲れていることに気づかないまま頑張り続ける」のではなく、「今の自分の状態に気づき、適切にケアする」力を育むことにつながります。
2. 患者さんへの関わりに余白が生まれる
患者さんが怒りや不安を表現したとき、私たちはつい反射的に反応してしまうことがあります。MBRPでは、「今、自分の中に何が起きているのか」に気づく練習を行います。そのことで、すぐに反応するのではなく、一呼吸おいて関わる余白が生まれます。
3. 精神科領域だけでなく、行動変容を支える場面でも活かせる
MBRPは依存症支援のために開発されたプログラムですが、精神科デイケアやメンタルヘルス領域などでも実践されています。
また、「やめたいのにやめられない」という衝動や習慣との付き合い方を支援する考え方は、禁煙や飲酒量の調整など、行動変容を支える場面にも応用されています。
MBRPは、ストレスや不快な感情に対して反射的に行動するのではなく、一度立ち止まり、自分にとってより望ましい選択をする力を育むことを目指します。
支援者自身が実践することの大切さ
マインドフルネスは知識だけでは身につきません。まず自分自身が体験し、実践することで、支援のあり方にも自然と変化が生まれます。患者さんを支えるためにも、まずは支援者自身が自分をケアする。その一つの方法として、MBRPを学ぶ価値があるのではないでしょうか。
当センターは、代表の小林がカリフォルニア大学サンディエゴ校マインドフルネスセンターにて講師養成について学び、日本で唯一MBRPの講師養成講座を提供しております。
現在第3期のお申し込みを受付中です。第1期や第2期の講師養成講座や、MBRP8週間プログラムでは、看護師の方にも多くご参加をいただいています。
MBRPを実践し、広げていくことへご興味をお持ちの方は、ぜひプログラムの詳細をご覧ください。
講師養成講座
MBRPプログラムの次回募集については、Peatixでセンターをフォローしてお待ちください。
https://peatix.com/group/7216555
また、当センターでは無料のマインドフルネス瞑想会も行っております。 初めての方でも安心してご参加いただけます。 自分をケアする時間を持ちたい方、ぜひご参加ください!