東京都交通局「禁煙やスマホを手放すマインドフルネス」セミナーに登壇しました
2026年5月、東京都交通局主催のオンラインセミナー「禁煙やスマホを手放すマインドフルネス」に、NPO法人マインドフルネス心理臨床センター代表の小林亜希子が登壇しました。
当日は約60名の方にご参加いただき、「わかっているのにやめられない」という行動の背景にある脳の仕組みや、マインドフルネスを活用した行動変容の考え方についてお話ししました。
「やめられない」は意志の問題ではない
喫煙やスマートフォンの使い過ぎなど、「やめたいのにやめられない」という行動を、意志の弱さとして捉えてしまう方は少なくありません。
しかし、依存や習慣化した行動には、ストレスや不快感を一時的に和らげようとする脳の報酬系の働きが関係しています。
セミナーでは、「引き金(ストレス)→行動→一時的な安心」という自動操縦のパターンについて解説し、まずは自分の反応に気づくことの大切さをお伝えしました。
衝動と新しい付き合い方を学ぶ
マインドフルネスでは、衝動を無理に抑え込むのではなく、「今、衝動がある」と気づき、観察することを大切にします。
MBRP(マインドフルネスに基づく再発予防プログラム)で実践されている「衝動サーフィン(Urge Surfing)」をはじめ、SOBER呼吸法や呼吸瞑想などをご紹介し、実際に体験していただきました。
小さな実践から行動は変えられる
習慣を変えるためには、完璧を目指す必要はありません。
「寝る30分前だけスマートフォンを置く」「朝3分だけ呼吸に意識を向ける」といった、小さな行動の積み重ねが、新しい習慣づくりにつながります。
マインドフルネスは、衝動を我慢するための方法ではなく、自分の状態に気づき、より望ましい選択をする力を育てる実践です。
おわりに
今回のセミナーでは、禁煙やスマートフォンとの付き合い方をテーマにお話ししましたが、マインドフルネスの考え方は、依存症支援だけでなく、ストレスマネジメントや健康行動の促進など、さまざまな場面で活用されています。
当センターでは、医療・心理・教育・企業などを対象に、科学的根拠に基づくマインドフルネス研修・講演を実施しています。ご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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また無料/寄付制の瞑想会や個人向けの各種プログラムなども開催しております
最新の講座情報は、Peatixをご確認ください
https://peatix.com/user/5578982/view
その他、当センターで公開中の関連コラムもぜひご覧ください
「マインドフルネスを教えたい!マインドフルネス講師になるには?」→https://mindfultherapy.jp/column/mindfulness-certification-paths
「看護師の方へMBRPをおすすめする3つの理由」→ https://mindfultherapy.jp/column/nurse-mindfulness
心理職・医療職がMBRP(マインドフルネスに基づく再発予防)を学ぶべき5つの理由→https://mindfultherapy.jp/column/mbrp-5reasons
スクールカウンセラー、学生相談担当者の方がMBRP(やめられない!を手放すマインドフルネス)を実践するとよい理由→https://mindfultherapy.jp/column/schoolcounselor-mbrp-mindfulness