『やめられない!を手放すマインドフルネス・ノート』を日本評論社より出版します

こんにちは、マインドフルネス心理臨床センターの小林亜希子です。

2022年8月17日に、日本評論社より『やめられない!を手放すマインドフルネス・ノート』を出版します。

神奈川県立精神医療センターの小林桜児先生との共著です。

2年がかりで、書いてきた本がようやく出来上がりました!

内容

お酒、タバコ、スマホ、ギャンブル、過食…やめたいのにやめられない習慣を手放し、自分で選択する人生を歩んでいくために。

やめられない!を手放すマインドフルネス・ノート

目次

イントロダクション

<理論編>

第1章 やめたくてもやめられない心のメカニズム

    1-1 はじめに

    1-2 やめられない心・脳・遺伝子

    1-3 脳は自由エネルギーを最小化しようとする

第2章 やめられない! を手放すのになぜマインドフルネスが効果的なのか

    2-1 マインドフルネスとアディクション

    2-2 アディクションと自動操縦モード

    2-3 なぜマインドフルネスが「やめられない行動」に効果的なのか

<ノート編>

第3章 マインドフルネスとは

    3-1 マインドフルネスと自動操縦

    3-2 マインドフルネスにまつわる誤解

    3-3 マインドフルネスを実践するうえでの心構え

    3-4 マインドフルネスを実践するうえでの安全ガイド

第4章 自分とつながろう

    4-1 集中:呼吸瞑想

    4-2 聞く瞑想

    4-3 チェックイン瞑想

    4-4 さて、「やめられない習慣」をどうしましょうか?

第5章 体と仲良くなろう

    5-1 気づきを体に向ける:ボディスキャン

    5-2 トラウマ・センシティブなマインドフル・ヨガ

    5-3 歩行瞑想

    5-4 回復の段階

第6章 引き金への対処

    6-1 瞑想におけるよくある5つの困難

    6-2 衝動サーフィン

    6-3 SOBER呼吸法

    6-4 引き金への気づき

第7章 思考と恥について

    7-1 思考に気づく

    7-2 思考を思考としてみる

    7-3 再発のサイクル

    7-4 ネガティブな思考および恥への対応

第8章 セルフ・コンパッションと今後の生活に向けて

    8-1 セルフ・コンパッション

    8-2 日常生活におけるマインドフルネス

    8-3 価値観とつながる

    8-4 これからの生活に向けて

理論編と、ノート編から構成されています。

理論編では、アディクションとはどういうもので、なぜマインドフルネスがアディクションに効果的なのか?についてを論じています。

ノート編では、簡単なマインドフルネスの実践と、その際にでてくるであろう難しさを共有し、日常生活のアディクションについてどうしていこうか検討します。ノートに記入しているだけで、問題がかなり整理されます。

amazonより予約販売開始しております。

対象読者

・喫煙、スマートフォン依存、SNS 依存、ゲーム依存、アルコール、過食、薬 物、動画を見すぎる、買い物をしすぎる傾向など「日常生活のアディクショ ン」のある方で、それを手放したいと思っている方

・ストレスを感じており、新たな対処法を学びたい方 ・アディクションからの回復過程にあり、従来の治療や支援に加えて、もう一つの選択肢が欲しい方 ・アディクションの初期治療(解毒など)を終えて、回復を続けたい方

・12 ステッププログラムを実践している方々。ステップ 11 の練習の強化となり ます。

・アディクションへの支援に関わっている援助職の方々(心理、医療、福祉関 係者)。セルフケアおよび臨床実践への足がかりとなります。

やめられない!を手放すマインドフルネス・ノート

になっております。

マインドフルネスを実践できる日常生活のアディクションをお持ちの方、初期治療を終えたアディクションを抱える方、ならびにアディクションの援助職や関係者の方に参考にしていただけると思って書きました。

よろしければ、お手にとってみてくださいませ。